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きみは、だれ?‐気になる生き物‐

最終更新日 2017年05月25日

展示期間 : 07月から08月

展示場所 : 本館一般展示


展示ポスター
地球上にはどれくらいの数の生物が存在しているのでしょうか。一説には、まだ発見されていないものを含めると800万種以上存在すると言われています。それらの中には、とても不思議な姿をしていたり、私たち人間には想像もつかないような生活をしているものがあります。飛べない鳥、長い長いイカ、花にしか見えない虫、透明な羽を持つチョウ、毛のないネズミなど、ユニークな生き物が満載の本を集めた今回の展示で、あなたの「気になる生き物」を探してみませんか?

展示関連情報

海は「気になる生き物」の宝庫

『深海世界』

パイインターナショナル 2012年
光の届かない真っ暗闇に、想像できないほどの水圧。私たちが日頃から親しんでいる浅瀬の海中とは環境や生態系が異なる深い海の底には、人間の考えの及ばない光景が広がっています。美しく不思議な深海生物の姿を鮮やかな写真で伝えます。

『深海生物の奇妙な生態』

深海生物研究会/編 宝島社 2014年
最近話題のダイオウイカや、ダイオウグソクムシ、オニキンメ、オニカサゴなど、なにやら怖い名のつく深海生物たち。その奇妙な外見と生態の謎に迫ります。

『深海生物の謎』

北村雄一/著 ソフトバンククリエイティブ 2007年
深海の奥底は、完全に漆黒の闇の世界。この暗く、冷たく、餌の乏しい世界にも生き物は存在します。彼らは、いかにしてこの闇の世界で生きることを決めたのか、深海生物の謎に迫ります。

『海辺で出遭うこわい生きもの』

山本典暎/著 幻冬舎 2009年
海の中のさまざまな生き物たちは、長い進化の過程で、外敵から自らの身を守る術を身につけてきました。時には私たち人間も彼らの外敵となり、何らかの危害を及ぼされることもあります。この本では、海にひそむ危険な生物の特徴や生態、危険の内容や症状、事故の記録や体験談などを詳細に解説しています。海を安全に楽しむための一冊。

『干潟ウォッチング フィールドガイド』

市川市・東邦大学東京湾生態系研究センター/共編 誠文堂新光社 2007年
かつて東京湾の海岸線はほとんどが干潟でしたが、その多くが埋立てにより失われました。そこに生息していた生き物たちの中には厳しい環境の中で生き延びて、今なお姿を見せてくれるものがあります。東京湾の干潟に棲む生き物の生態を中心に、干潟観察の方法もやさしく解説しています。

『ゆかいなお魚』

鍵井靖章/著 パイインターナショナル 2014年
水中写真家である著者は、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影を心がけているそうです。ファインダー越しに「にらめっこ」して撮影したお魚たちは、どれもこちらを向いて、表情豊かに笑ったり拗ねたりしているように見えます。

「気になる生き物」セレクション

『土のなかの奇妙な生きもの』

渡辺弘之/著 築地書館 2011年
深海の生き物がクローズアップされている昨今ですが、土の中の生き物だって負けてはいません。青いダンゴムシ、重金属を食べるミミズ、列車妨害をするヤスデ…土壌生物のワンダーランドをのぞいてみましょう。

『光る生物の話』

下村脩/著 朝日新聞出版 2014年
ホタル、イカ、クラゲ、サカナ、キノコ・・・発光生物は動物、植物の区別なくどこにでも存在します。これら多くの光る生物は、何のために、どんな仕組みで発光するのでしょうか。長年にわたり発光生物の研究を続けてきた著者が、生物発光のすべてをやさしく解説。

『ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係』

吉田重人/著 岡ノ谷一夫/著 岩波書店 2008年
ハダカで出っ歯で群れをなして階級社会を営む、なんともヘンなネズミに魅せられた著者が、その魅力をユーモアあふれる文章で紹介します。

『生き物びっくり実験!ミジンコが教えてくれること 生物と生態系のふしぎを実験から学ぼう!!』

花里孝幸/著 ソフトバンククリエイティブ 2013年
誰もが一度は理科の授業で学んだとことがあるミジンコを観察してみましょう。小さなミジンコを通して生態系の不思議が見えてきます。

『プラナリアって何だろう? 切っても死なない無敵の生きもの』

宮崎武史/著 幻冬舎ルネッサンス 2012年
切っても切っても体が元に戻ってしまうプラナリアは、中学や高校の授業でとても人気があるそうです。プラナリアの生態と再生のしくみをわかりやすく解説しています。

『ニッポンのヘンな虫たち』

日本昆虫協会/監修 アイランズ/編集 学研パブリッシング 2011年
7人のいずれ劣らぬ昆虫愛好家が、日本の昆虫の中から「気になるヘンな虫」を選ぶ会議の模様、コラムニストと漫画家による虫好き対談のほかに、昆虫採集や飼育の楽しみ方も紹介。

『ひみつのウミウシ 分類のコツから撮影方法、楽しみ方まで』

水谷知世/写真・文 誠文堂新光社 2011年
ダイバーの間で人気のウミウシの魅力を、自身もダイビングガイドの著者が見つけ方や撮影方法、ウミウシ雑貨と共に紹介します。