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「大草原の小さな家」の世界 ‐ローラ・インガルス・ワイルダーの物語‐

最終更新日 2016年11月04日

展示期間 : 01月から02月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター
 ローラ・インガルスは1867年にウィスコンシン州で生まれました。一家は、耕せば誰もが土地をもらえるという西部をめざして、長く危険なほろ馬車の旅に出ます。
お話が上手でヴァイオリンも弾ける父さんは、腕のいい猟師であり農民でした。倹約家で料理が得意な母さんは、どこに住んでも家の中をきちんと整頓し、上品で、娘たちの教育を大切に考えていました。
そんな両親と、かしこくて良い子のメアリー、おてんばで好奇心の強いローラ、小さな妹のキャリーのインガルス一家が、大草原のきびしい自然の中、家族で助け合って困難をのりこえていくようすが生き生きと描かれます。
ローラは大草原の各地で少女時代を過ごし、60歳をすぎてから、その思い出を9冊の物語に綴りました。1932年に1作目の「大きな森の小さな家」が出版されてから2012年で80年、テレビドラマ化されて日本でも放送された人気の作品で、ローラの物語はアメリカだけでなく世界中の子どもたちに愛され、今も読みつがれています。