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2022(令和4)年度第2回 図書館協議会議事録

最終更新日 2023年03月29日

2022(令和4)年度第2回 図書館協議会会議概要

開催日時:2023(令和5)年01月17日(火曜日) 午後1時から午後1時50分まで

開催場所:成田市立図書館 本館2階 集会室

出席者

(委員)
野村委員長、小川副委員長、坂尾委員、日暮委員、軸屋委員、岩舘委員、清慶委員、長尾委員
(事務局)
関川教育長、小川担当次長、巻嶋図書館長、米田館長補佐、濵田主幹、鈴木管理係長、久末資料調査係長、奥村サービス係長、村上主査

協議事項

  1. 図書館サービス計画の令和4年度事業報告について
  2. 令和4年度事業結果の自己評価について
  3. 図書館サービス計画の令和5年度計画の方向性について
  4. 第2次成田市子どもの読書活動推進計画について
  5. ブックスタート事業について
  6. 図書館の利用状況等について
  7. 教育に関する事務の点検及び評価について

議事(要旨) 議長:野村委員長

  • 協議事項(1)「図書館サービス計画の令和4年度事業報告について」及び協議事項(2)「令和4年度事業結果の自己評価について」事務局から説明を行い、意見をいただいた。
【委員からの意見・質問等】
【野村委員長】
中高生のボランティアの活用については、市の方でも企画を上手にセッティングしてくれたので、参加した子どもたちの方からも、「とても良かった」という声が保護者を通じて届いてきている。できれば今後も、いろいろな企画で使ってくれたらありがたいと思う。

  • 協議事項(3)「図書館サービス計画の令和5年度計画の方向性について」事務局から説明を行い、意見をいただいた。
【委員からの意見・質問等】
【野村委員長】
(関連する協議事項(1)・(2)の資料も含め)資料が多い場合は、抜粋版を作ってくれるとありがたい。

  • 協議事項(4)「第2次成田市子どもの読書活動推進計画について」事務局から説明を行い、計画については特に意見はなかった。

  • 協議事項(5)「ブックスタート事業について」事務局から説明を行い、意見をいただいた。
【委員からの意見・質問等】
【野村委員長】
配布する絵本は決まっているのか。
【米田館長補佐】
『いないいないばあ』、『おつきさまこんばんは』、『くだもの』、『ととけっこうよがあけた』を用意している。ほかに、視覚に障がいがある方に点字の絵本『じゃあじゃあびりびり』も用意する予定。
【野村委員長】
委員として気になるのはそういった部分なので、あらかじめ資料に載せておいてくれた方がよい。また事業の実施後は、対象者のうち、どの程度の者が絵本を受取ったかなどの実績を示して欲しい。

  • 協議事項(6)「図書館の利用状況等について」事務局から説明を行い、意見をいただいた。
【委員からの意見・質問等】
【軸屋委員】
利用者が増えている一部の公民館図書室について、インターネット予約をして近くの図書室で受け取る方法があるので、伸びる理由があることは分かるが、他にも何か工夫をしていたり、そのエリアの人口が増えていたりとかいう要因はあるのか。
【米田館長補佐】
図書館全体としての貸出は落ちているが、館ごとの分析を加えたところ、全館で落ちているのではなく、一部伸びているところもあることが分かった。(そういった状況が全体における貸出の減少に繋がる理由としては)本館に来れば予約した本を受け取った後で、館内を見て本を借りる機会もあるが、公民館図書室は本の種類が少ないので、予約の受取りだけで終わってしまうため、全体としては貸出が落ちていると分析した。
【鈴木管理係長】
一部の公民館で何か工夫をしているとか、人口が増えているとかの分析まではできていない。
【長尾委員】
長期延滞者にペナルティを科すと、図書館を利用したい人が利用できなくなるとはどういうことか。
【米田館長補佐】
アメリカの公共図書館では、貧困層が住んでいる地区の図書館利用率が落ちていると言われている。ペナルティとして支払う罰金が払えないことが理由で図書館に来なくなってしまい、本来、図書館のサービスを受けるべき層にアプローチできなくなってしまうため、当館では延滞者に対しては逆の対応をとって来てもらうようにしている。
【野村委員長】
予約した場合の本の取り置き期間が長いと思うが、どのくらいが適切なのか。
【米田館長補佐】
成田市立図書館では、開館当初から取り置き期間を2週間としている。
予約の貸出の適正な割合は、蔵書の1割程度とされていて、当館は現在ちょうど1割くらいであることから、予約した方の受取りやすさを考え、今は、この2週間でよいと考えている。
【長尾委員】
民間では店舗に行かずに貸し借りができるようなメディアがある。
図書館でも新しい貸し借りの方法について考えていく必要があるのではないか。
【米田館長補佐】
電子書籍サービスは開始済みであり、GIGAスクール対応など徐々にサービスも増やしているが、全体から見ると、まだ貸出の規模は小さいものとなっている。通常の図書と併せて、貸出の推進を図っていく意向でいる。
【野村委員長】
先日、カルチャーセンターでアンケートを実施したところ、コロナ禍で本を読むようになった人は増えていたが、図書館から借りたという人は減っており、リサイクルショップから買ったという回答が1番多かった。図書館自体がカタログ的に本の概要だけを確認するような利用のされ方をするようになってきているのかもしれない。

  • 協議事項(7)「教育に関する事務の点検及び評価について」事務局から説明を行い、意見をいただいた。
【委員からの意見・質問等】
【野村委員長】
何か新入生に対する働きかけは行っているのか。
【濵田主幹】
継続して行っているものとして、公津の杜小学校と平成小学校の新1年生全員を対象に、公津の杜分館を通して新規登録をしてもらい、(カードを配布して図書館で)本を、1冊借りてもらう取組を展開している。また、「ばんざいいちねんせい」というブックリストを毎年度作成し、市内小学校の新入生に配布しているほか、「新入生も含め」となるが、夏休み中に読んで欲しいブックリスト「いいほんみつけた」を各学年に配布している。

傍聴:傍聴者0人

次回開催日時(予定):2023(令和5)年7月