佐倉牧を歩く

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最終更新日2005/03/23

講師:青木更吉氏(郷土史家,流山博物館友の会副会長)


 今年の市史講座は,江戸時代の郷土の「佐倉牧」について,流山博物館友の会副会長の青木更吉先生にお話ししていただきました。
 「牧」とは,現在の牧場とは異なり,野生に近い馬を放牧していた徳川幕府直営の地帯で,その目的は軍馬として戦いに使用するためであり,佐倉地方には7つの牧があったそうです。明治時代には旧士族たちに,彼らの救護策として開墾させ,現在その痕跡として野間土手がわずかに成田周辺にも残っているとのことです。
 この土手は,野馬が逃げられないように高さ3.6メートルあり,昭和期には60キロメートルあったが,空港関連の開発や都市化で崩され,今回の調査では,21キロメートルしか残っていないとの状況であり,「土手」を歴史的遺跡として永く保存する必要性を説かれました。
 この経緯について,講師の労作が近々出版されるとのことで,大変楽しみにしています。一冊の研究書を書き上げるには,莫大な資料の収集と長時間をかけて現地を踏査するとのことです。
 郷土の近世史に接し,ますます成田への愛着が深まった講演でした。

主な著書
『流山の伝承遊び』上・下  崙書房 1979年
『東葛のわらべ歌』  崙書房 1982年
『小金牧野馬土手は泣いている』正・続  崙書房 2001年
『佐倉牧野馬土手は泣いている』  崙書房 2002年
『小金牧を歩く』  崙書房 2003年

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