詩の世界

. NARITA ● ▼

 
↑2004年度の展示情報へ戻る
↑展示情報へ戻る
↑メインメニューへ戻る
最終更新日2004/11/30

 書き手の感覚(目・耳など)でとらえたことが,言葉となってあらわれたものーそれが詩です。短い言葉を通して,私たちの心に残るーそれが詩です。意味がなくても,愉快な響き・リズムが感じられる―それも詩です。そう,詩は言葉の《ダンス》や《踊り》みたいなものです。その世界に入り込むには,詩を感じようとする心(ポエジー)が必要です。ほんのひととき,忙しい生活を忘れて,美しい《詩》の世界に浸ってみませんか?

展示場面の写真

「わらべうた」 谷川 俊太郎/著    集英社
 宿題をしていない子と,その親とのユーモラスなかけあいが楽しい“きりなしうた”,一見まとまりのなさそうな短文が韻を踏んでつながっていく“ないないづくし”など,声に出すと思わず笑ってしまう詩が満載の本です。続編もあります。

「風の旅」 星野 富弘/著    立風書房
 この本は,作者自身が口に筆を持って描く繊細な美しい花々と心に感じた素直な言葉であふれています。ページをめくるたびに,安らかな気持ちになる不思議な魅力のある本です

「野口雨情童謡集」 藤田 圭雄/編    弥生書房
 童謡“七つの子”“雨降りお月さん”“証城寺の狸囃子”は皆さんも聞いたことがあるでしょう。これらの詩をかいた野口雨情は,その生涯においてこのほかにもたくさんの詩を残しました。牧場でのどかにいななく牛たちの様子が思い浮かぶ“赤牛黒牛”など,作者の感性に富んだ詩が郷愁の香りを誘います。

「子どもといっしょに読みたい詩100」 水内 喜久雄/編著    たんぽぽ出版
 各テーマごとに約10編の詩を新旧問わず紹介しています。例えば“第1章出発にあたって”には“たけのこ ぐん!”など,その季節ごと,タイミングごとに子供たちと読むと,一層味わいがある作品ばかりです。

「倚りかからず」 茨木 のり子    筑摩書房
 作者の意志を感じさせる“倚りかからず”,鶴の描写を通じてヒマラヤ山系の雄大さが伝わってくる“鶴”など,15編の詩がおさめられている本です。時に力強く訴えかけてくる言葉のひとつひとつに,心を奪われずにはいられないことでしょう。

「夕日がせなかをおしてくる(阪田寛夫童謡詩集)」 阪田 寛夫/著    岩崎書店
 作者は,有名な“サッちゃん”“マーチング・マーチ”など誰もが口ずさんだことのある童謡をつくった詩人のひとりです。この本はそれらの作品のほか,子どもの視点で表現した“びりのきもち”“おかあさんをさがすうた”など,作者の慈しむ気持ちが伝わる詩集です。

「くどうなおこ詩集」 くどう なおこ/詩    童話屋
 らくらくとくつろいで書いているようでいて,その言葉は読み手に印象を残す。そんな詩が作者の持ち味です。“そらまめのさや”のそらまめ,“ごまめ”のごまめなど,まるで生き物たちの気持ちがわかるような作品に,思わず微笑んでしまう本です。


↑先頭へ戻る
↑2004年度の展示情報へ戻る
↑展示情報へ戻る
↑メインメニューへ戻る