千葉県立房総風土記の丘 館蔵資料展
「荒海式土器とその年代」展

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最終更新日2004/02/14

展示場面の写真

 現在,博物館においては,収蔵資料の効果的な活用と普及事業の一層の推進が求められていますが,当館では,さまざまな事業により文化財保護思想の普及と涵養をはかるとともに,地域住民への情報公開及び郷土の歴史について理解を深める機会を策定することを目途として「館蔵資料展」を実施しています。
 今回は弥生時代の開始年代について,近年成果をもとにマスコミ等でも話題にされ,「弥生時代が500年ほどさかのぼる」と話題にもなった『弥生時代の実年代』をテーマとしました。
そして,当地域の著名な遺跡のひとつである成田市あらみ荒海貝塚から見つかった荒海式土器(弥生時代初頭)がまさにこの時期であることから,平成9年度に(財)千葉県史料研究財団で発掘調査を実施した成田市荒海川表遺跡[なりたしあらみかわいせき](荒海貝塚に近接)の発掘調査成果を照会します。
 なお,会期中の2月21日(土)に,房総風土記の丘友の会・成田市教育委員会・成田市文化財保護協会の共催による「ふるさと講座」として,国立歴史民俗博物館の春成秀爾先生の講演『弥生時代の実年代について』を行い,荒海式土器の実年代についてコメントをいただく予定です。

展示期間 : 平成16年2月3日(火)〜2月27日(金)
展示会場 : 成田市立図書館2階展示コーナー
展示資料 : 成田市荒海川表遺跡出土品 145点
         四街道市池花南遺跡出土品 8点
主な展示品 : 荒海式土器(注口付き鍔・壷・深鉢・甕),こっかく骨角製品,貝製品,石製品,石器,千網式土器(浅鉢・小壷)

問い合わせは,千葉県立房総風土記の丘 TEL0476−95−3126へ


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