いい本みつけた
2003年度版

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最終更新日2003/07/25
≪目 次≫

いい本みつけた!1・2ねんせい

説明(せつめい) 書名(しょめい)
ぼくは・・・ダンゴムシ。 いろんな ものを たべるし,うんちだって する。 てきに おそわれることも ある。 そして,なつに なると,あかちゃんが うまれるんだ。 もっと,ぼくたちの ことを しってほしいなあ。     「ダンゴムシ みつけたよ」
皆越ようせい 写真・文
ポプラ社
『レストラン・トンヌールプッペ』の りょうりちょうの トンヌールは,てんさいです。トンヌールのつくる りょうりを たべるために,とおくから たくさんの人が やってくるほどです。でも,トンヌールには わるい くせが ありました。その くせの おかげで,レストランを やめなければ ならなくなってしまったのです。さて,その くせ とは いったい なんだったのでしょう?     「りょうりちょうが しごとをやめたわけ」
みやざきひろかず 作・絵
フレーベル館
トミーの うちは,なつやすみに どこへも 行きません。そこで トミーは,りょこうで るすを する 人の はちうえを せわするこ とに しました。ところが,はちうえの しょくぶつはどんどん の びて,いえの 中は ジャングルに なってしまいました。こまった トミーは,としょかんに 行って, しょくぶつの 本を かたっぱし から しらべました。そして,とても すてきな やりかたを みつけ たのです!     「はちうえは ぼくに まかせて」
ジーン・ジオン/さく
マーガレット・ブロイ・グレアム/え
ペンギン社
むかしむかし あるところに,ひとりの 小さな おばあさんが いました。この おばあさんは,いつも こういって いました。「つかわないんなら,あたまなんか もってたって,なんの やくに たつね?」
そう,この おばあさんは,あたまを つかうのが とても じょうずでした。だから,なにか こまったことが おきても,とても うまく かいけつ していたのです。 ときどき ちょっぴり おかしな やりかたも しましたけどね・・・。    
「あたまをつかった小さなおばあさん」
ホープ・ニューウエル/作
福音館書店
アーサーは,やさしくて,おてつだいが できて,おりこう で,たよりに なって,もんくなしに すばらしい 子どもです。 けれども,アーサーは,ときどき こまった子に なるんです。 へやを ちらかしたり,すききらいを いったり,わすれもの を したり…。もしかすると,あなたのまわりにも そんな子 が いませんか?     「アリクイのアーサー」
バーナード・ウエーバー/さく
のら書店
さっちゃんとなっちゃんはおとなりどうし。 おまけにとしもおなじ。
でも,さっちゃんとなっちゃんって ぜんぜん ちがうんだよ。
ちがうんだけど,とってもなかよしだよ。    
「さっちゃんとなっちゃん」
浜田桂子/さく・え
教育画劇
せっけんすいと ストローで,かんたんに しゃぼんだまが できます。 ふきかたや,ストローの ふとさを かえると,いろいろな 大きさの しゃぼんだまが できるよ。さあ,みんなも しゃぼんだまを つくってみよう!     「しゃぼんだま」
小林 実/ぶん
林 明子/え
福音館書店
きこちゃんは,のはらで かわいい 女の子に であいました。その子が,きこちゃんの まねば かり するので,「やめてよ,まねっこ」というと, 「ヤマテヨ,アネッコ」ですって。そのうち, 女の子の 目の まわりが くろくなって,ひげが でて,ふとい しっぽが ふわーり・・・。     「きこちゃんとキコちゃん」
薫くみこ/作
ポプラ社

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いい本みつけた!3・4年生

説明(せつめい) 書名(しょめい)
ここは夏の川のなかです。泳いでいたゲンタは,ふいに 水草にからまったとおもうと,川ぞこのおくへと引っぱられました。 気がついた時には,目のまえにカッパが1ぴき,立っていました。     「カッパのぬけがら」
なかがわ ちひろ/作
理論社
むかしあるところに,ふとっちょのおばさんがすんでいました。 ある日戸だなのすみで黒い小さなたねをみつけたので,庭にまいて みることにしました。何のたねかはわからなかったので,まいたそばに こんなたてふだを立てました。
「あさがおかもしれない,すいかかもしれない,とにかくたのしみ」    
「みしのたくかにと」
松岡 享子/作
こぐま社
ちよのさんは,ことし76さいのおばあさんです。毎朝,早くおきて 朝ごはんの前に,雑木林や森の中をさんぽすることから,1日が 始まります。ちよのさんには,森に動物の友だちがいます。そのなかで, 4ひきの動物とのことをしょうかいします。     「ちよのさんの森のさんぽ」
久米 直子/作
理論社
朝おきるとスタンレーの体は,パンケーキのようにぺちゃんこに なっていました。ところがこの体,なれてくるととても楽しくなって きました。そんなスタンレーが大かつやくする,ユーモアあふれる お話です。     「ぺちゃんこスタンレー」
ジェフ・ブラウン/文
あすなろ書房
むかし,あるところに,"さきち"という男がいました。この男, どこにはたらきに行っても,店を追いだされてしまうのです。そこで, となり町のおじさんのちえをかりて,"おちゃ"と"くり"と"かき"と "ふ"を売ることにしました。     「ちゃっくりがきぃふ
−らくごえほんー」
桂 文我/話
福音館書店
日本には,43しゅるいのカエルがいます。ページをめくると, 前足だしてジャンケンポンの写真。正面をむいたおやガエルと, そのオタマジャクシがせいぞろい。楽しみながら,カエルのことが わかります。     「ずらーりカエル
ならべてみると・・・」
高岡 昌江/文
アリス館
川に住むたくさんの生き物となかよくなるのが,かっぱ印の川あそび。 フナ,ザリガニからウナギ,アユまで,それぞれの魚のひみつと つかまえかた,さらには食べかたまでのっています。川あそびのおともにどうぞ。     「かっぱ印 川あそびブック」
阿部 夏丸/絵と文
ブロンズ新社
雑木林は"春夏秋冬"といろいろな顔を見せます。 花や葉っぱだけでなく,虫のぬけがらや,動物の足あとなど, じつは目をこらしてみると,たくさんのたからものが落ちています。 さあみなさんも,自分だけのコレクションをさがしに,出かけてみませんか?     「雑木林のコレクション」
今森 光彦/著
フレーベル館

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いい本みつけた!5・6年生

説明(せつめい) 書名(しょめい)
波の引いた後の砂浜には,いろいろな『たからもの』がのこされています。 貝がらや海藻はもちろん,流木,ガラスや石,海鳥の死体, たくさんのゴミ。これらは,いったいどこから来たのでしょう? そして,何を教えてくれるのでしょう?     「浜辺のたからさがし」
浜口哲一/文
松岡達英/絵
福音館書店
チトは,とてもかわいくてりこうな男の子です。 ところが,いつも授業中にいねむりをしてしまうので, 「ほかの子どもと同じではない」と学校を追い出されてしまいました。 でも,チトには不思議な力がありました。 チトは,種をさわるとたちどころに花を咲かせることができる 「みどりのゆび」を持っていたのです。     「みどりのゆび」
モーリス・ドリュオン/作
岩波書店
まずしい家に暮らすチャーリーは,チョコレートが大好きですが, 買ってもらえるのは誕生日だけです。
家の近くには,世界一大きくてすばらしい,ウィリー・ワンカさんの チョコレート工場があるのに・・・。
ところがある日チャーリーは,ワンカさんの案内で工場を見学できることになり大喜び。 さて,今までだれも入ったことがない秘密の工場で,チャーリーが見たものは?    
「チョコレート工場の秘密」
ロアルド・ダール/作
評論社
イェシは,赤毛でそばかす,ちょっぴりなまいきな女の子。そのうえ とっぴなことを思いつく名人です。なやみごとのありそうなクラスメート ルッツのために,たんていになろうとはりきったり,親友のツィスカに おしえてもらったうらないをしんじこんだり。そんなイェシがまきおこす ゆかいなおはなしです。     「そばかすイェシ」
ミリヤム・プレスラー/著
徳間書店
毎年,ふしぎな絵はがきをうけとっていたわたしは,黄色いポストの 配達人の空とぶマンボウと知りあいます。黄色いポストとは,切手がかえない 動物のためのポストで,紅茶のすきなマンボウは,仕事のとちゅうでわたしの 家によっては,世間話をしていくのです。 「黄色いポストの郵便配達」
斎藤 洋/文
理論社
今から千年ちかいむかし,中国の長楽村という小さな村に,秋先という老人が いました。秋先は,花が大好きで,また花を育てるのがたいそう上手でした。 秋先の庭は一年中花が咲きみだれ,中でもみごとなのは,ぼたんの花でした。 そんな秋先の花園を手にいれようと,ねらう者があらわれたのです。     「花仙人」
松岡享子/文
福音館書店
大きな風のうずまきである台風の発生に仕方から,成長,通り道を科学的に説明しています。 台風をふせげるか,つぶせるかについても説明があります。 台風のエネルギーの大きさが分かります。 また,別のうずまきである竜巻についても,発生のメカニズムをわかりやすく説明してあります。 台風と竜巻のちがいってなんだか分かりますか?     「台風のついせき竜巻のついきゅう」
かこさとし/作
小峰書店
小学4年生の阿部弥(ひさし)が夏休み,ひとりで稲荷山のおばあちゃんの家ですごす物語です。 稲荷山は,キツネ山とも呼ばれていて,人間が住むよりずうっと前から,キツネたちのすみかだったのです。 弥は,オキ丸という不思議な少年と出会いますが,オキ丸は実はキツネだったのです。 弥のふしぎな夏休みの始まりです。     「キツネ山の夏休み」
富安陽子/作
あかね書房
地球の地殻の中には,やわらかくて,強く,さびないし,腐食もしない金属がほんの少し隠れています。 それが,金です。その希少な金の行き先を追うことで, 実在の場所や歴史的な出来事を順繰りに見ていくことができます。     「宝さがしの旅」
スティーヴン・ビースティ/絵
メレディス・フーパー/文
岩波書店

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いい本みつけた!中学生

説 明 書 名
都に怨霊がうごめく物語である。 主人公の音羽丸(おとわまる)(13歳)は,都合上女童(めわらわ), 音羽(おとわ)として伴内侍の下で働いている。 そこに現れたのが,憲平親王であった。 彼は怨霊に取りつかれているという。 憲平親王は,怨霊に呪い殺されてしまうのか? 音羽丸は,彼を救えるのだろうか。     「えんの松原」
伊藤 遊/作
福音館書店
岩が浮かび上がり,トロルが這い回る別世界の物語で, 14歳から16歳に成長するトウィッグが主人公だ。 深森から泥地,地上町,神聖都市サンクタフラクスをトウィッグは駆け巡り, 本当の父「雲のおおかみ」に出会い,自分も飛空船「エッジダンサー号」の船長になる。 3巻では,崖の国そのものの存亡の危機が訪れるが,トウィッグはどう立ち向かうのか。     「崖の国物語」1巻〜3巻
ポール・スチュワート/作
ポプラ社
私立中学に進学し,エリート街道をまっしぐらに進んでいた中学2年の星野優(ゆう)が, 突然,お父さんの実家に引っ越すことになり,公立のしかも分校に行く羽目になったお話である。 クールなキャラを持ち前としていた優も,田舎のアットホームな(なんと生徒は4人だけ) 雰囲気に飲まれて調子を崩してしまう。
これでは,いけない。エリート街道まっしぐらに戻らなければとあがく優。
ところが,文化祭の準備の最中に起こった事件でとんでもないことが判明する。
「楽園のつくりかた」
笹生陽子/作
講談社
第一次世界大戦のイギリスの物語である。 イギリスの片田舎でサッカーに明け暮れていたウィル達4人の若者が, 「冒険」にあこがれ,世間の雰囲気に後押しされ, よく分からないまま志願兵となって,ヨーロッパ前線に投げ込まれていく。 そこは,冒険などなく,極悪な環境と死がある戦場であった。 そして,4人はあっけなく死んでいってしまう。
戦争とは何か。国家とは何か。 考えされられる作品です。    
「戦争ゲーム」
マイケル・フォアマン/作
あすなろ書房
どんな生き方を選んでも,ゼニから離れて生きてはいけない。 生きていくためには,稼がなければならない。稼ぐ,ということは労働するってこと。 今の世の中は,ゼニが人の幸,不幸,さらには,生き死にまで左右してしまっている。 学校では教えてくれないこと,ゼニのことを知ることができます。     「青木雄二のジュニアのための『ゼニ学』講座1」
青木雄二/作
汐文社
自然界には,「かくれた世界」があります。 デニス・クンケルは,ずっと,小さな生き物の世界を見つづけてきた,顕微鏡学者です。 彼の撮ったミクロの世界のすばらしい写真を見てください。     「ふしぎなふしぎなミクロの世界」
スティーブン・クレイマー/著
丸善
物をはかるときには,てんびんをつかいます。 昔の人は,死んだ人の審判にてんびんを使うイメージを持っていました。 ふしぎなことに,日本でも古代エジプトでも,ヨーロッパでもです。 てんびんに関することや,物をはかるてんびんのしくみ,そして, コンピュータを使った物のはかり方までいろいろわかります。     「はかる!心から物の重さまで」
大竹三郎/著
大日本図書
友だちが死んでしまった,そんなあなたのためにこの本はあります。 「あなたには,自分の人生を生き,楽しむ,権利と責任があります。 自分の人生を精一杯生きることをあなたがやめても, 友だちを助けることにはなりません。 もう耐えられないと感じたら,休みましょう。 つらい想い出や悲しい気持ちから,逃げ出す方法を考えるのです。 あなたに効きめのある方法は何ですか。」
「話さないことが,痛みを消すことにはなりません。 むしろ傷はひどくなります。他人と痛みを分け合うことは, あなたの痛みを少しでも解放する健康的な方法です。」    
「友だちが死んだとき」
マリリン・E・グートマン/著
WAVE出版

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