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ことばをたのしむ

最終更新日 2017年01月05日
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展示期間 : 01月から02月

展示場所 : 本館児童展示


展示ポスター
世界中の人が同じ言葉を使っていたら、誰とでも話せるのに。 そんなふうに考えたことはありませんか? 同じ日本の中でも、地域によっていろいろな方言があります。
たとえば大阪に行ったら、感謝の言葉は「ありがとう」ではなく「おおきに」になり、山形では「もっけ」、岐阜では「きのどく」、島根では「だんだん」、沖縄では「にふぇーでーびる」というそうです。とても個性豊かですね。 もちろん、外国語にだって方言はあります。アメリカで使われている英語とイギリスで使われている英語はずいぶんと違うそうです。
普段は意識していませんが、日本語は、縦にも横にも読んだり書いたりすることができる珍しい言葉です。
世界には、文字をもたない言葉もあります。コンピュータのプログラミングに使う言語や、絵文字、さまざまな暗号、手話、魔法の呪文、トールキンが『指輪物語』の中に登場させたエルフ語も言葉の一種です。
言葉に音楽がつけば歌になり、文字だけで描かれた絵画作品もあります。
はるか古代から人々は、しりとり遊びや数字の語呂あわせを楽しんできました。

世界には、現在6800種類以上の言葉がありますが、もう誰も話せず、誰にも読めなくなってしまった言葉がたくさんあります。
昔に使われていたのとは、すっかり意味の異なってしまった言葉もあります。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)が2009(平成21)年2月に、消滅の危機にあると認定した言葉のうち、日本のものが8種類もあることを知っていましたか?
その一方で、国際交流や技術の進歩、仲間たちとの遊びから、毎日、新しい言葉が生まれています。
言葉って不思議で面白いですね。

今回は、そんな「ことば」に関する本をご紹介します。

展示関連情報

詩・短歌・俳句

『ぺったんぺったん白鳥がくる 動物の短歌』

穂村弘/編 青山明弘/絵 岩崎書店
短歌はけっして古くて難しいものばかりではありません。
動物の登場する短歌を、かわいいイラストと共にご紹介します。

『日本の子どもの詩 千葉』(シリーズあり)

日本作文の会/編 岩崎書店
成田にゆかりの児童作家・鈴木三重吉が創刊した「赤い鳥」に千葉県の子どもの詩が掲載されたのは1921(大正10)年のことでした。
この本は1980年代までの千葉県の子どもの詩が集められています。

『ぼくは12歳』

岡真史/詩 筑摩書房
若干12歳の少年が書いた詩を収めています。
40年も前の出版ですが、その言葉の輝きは今も色あせることはありません。

『星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句』

大岡信/編 岩波書店
朗読しても美しい響きをもつ、古代・中世から江戸・明治以降まで広い時代の名歌・名句が集められています。
簡単な解説もついて、作品の意味や背景が理解できるようになっています。

ことばをたのしむ

『あいうえおうさま』

寺村輝夫/文 和歌山静子/絵 理論社
「あいうえおうさま あさのあいさつ あくびをあんぐり ああおはよう」
四半世紀以上も子どもたちに読みつがれてきた「ぼくは王さま」シリーズの王さまが五十音を四行詩で楽しく紹介します。

『まさかさかさま 動物回文集』

石津ちひろ/文 長新太/絵 河出書房新社
上から読んでも、逆さに読んでも、同じ言葉になる文章を回文といいます。
これは、動物を題材にした楽しい回文を集めた本です。

『にほんごであそぼ』(シリーズあり)

齋藤孝/監修 金の星社
NHKの教育番組「にほんごであそぼ」で放映された歌や方言を、番組の写真とともに紹介した本です。
大きな字でとても読みやすく作られています。

『わざわざことわざ』(シリーズあり)

国松俊英/文 たかいよしかず/絵 童心社
ひとつのことわざと関連雑学を、楽しいイラストとともに見開き1ページで紹介しています。
これであなたもことわざ博士になれるかな。

『はっぱのなかのはっぱっぱ』

よしだていいち/さく しのはらよしたか/え らくだ出版
いろいろな動物の絵かき歌を書き順の図解と楽譜つきで紹介しています。
「ぞう」の字を崩して描く象の絵などもあって、楽しい絵本です。

『すっきりわかる!江戸‐明治 昔のことば大事典』

くもん出版
今ではあまり見かけなくなった昔の道具の呼び方や文化を、豊富な図版で説明します。
昔の暮らしを調べるのにも役にたちます。

『めざせ!回文の達人』

ながたみかこ/著 大泉書店
漢字の回文や、長い回文、そして、回文の作り方ものっています。
自分でも新しい回文を考えてみましょう。

『らくご長屋』(シリーズあり)

岡本和明/文 ポプラ社
寿下無や初天神など、江戸の長屋を舞台とした落語が物語になりました。
江戸弁の威勢のいい言葉がポンポン飛び出して、楽しく読めます。

方言・世界の言葉

『なぜなに日本語』

関根健一/著 三省堂
「甘い」の反対はなんだ?
日本語のちょっとした疑問とその解説を、見開きで紹介しています。

『日本のもと 日本語』

金田一秀穂/監修 講談社
日本語にはどうして3種類も文字があるの?
日本語の歴史から未来まで、簡単だけれど本格的にご説明します。

『八郎』

斎藤隆介/作 滝平二郎/画 福音館書店
「あい仕方ね。あいすか、あいすか」
全文、語りかけるような秋田の方言で書かれた民話絵本です。
力強い挿絵に支えられて、八郎潟の光景が目に浮かんでくるようです。

『にちよういち』

西村繁男/作 童心社
「きょうはこぢゃんといいまつがあったぜよ」
高知の夏の日曜市の様子を、高知弁の会話で描いた絵本です。
読んだら、高知に買いものに行きたくなってしまうことでしょう。

『おかん』

平田昌広/ぶん 平田景/え 大日本図書
「こどもかてだいじなはなしはあるっちゅうねん」
お母さんと子どもの会話が、関西弁で朗らかに続きます。さて、オチは?

『だいちゃんとうみ』

太田大八/さく・え 福音館書店
「こりゃふとかごとある」
作者の育った長崎の海で、子どもたちが魚をとったり昼飯を作ったりする夏の1日がゆったりと過ぎてゆきます。

『英語で日本を紹介しよう』(シリーズあり)

居村啓子/監修 ポプラ社
日本の学校生活や食べ物などを、英語で説明するための本です。
関連単語の紹介もあり、外国との比較コラムを読んで異文化を学ぶこともできます。

『はじめての外国語(アジア編)』(シリーズあり)

冨田健次/監修 文研出版
ベトナムやタイなど、アジアの国とその文化を現地の言葉で紹介します。
CDがついているので、発音を確かめることもできます。

『世界の文字と言葉入門』(シリーズあり)

岩崎務/監修・著 小峰書房
世界各地の文字や言葉を、歴史や文化とともに紹介します。
写真も豊富で活字も大きく、しっかりと読み応えのある全16冊のシリーズです。

その他

『松尾芭蕉と元禄文化』

近藤ふみ/文 フレーベル館
日本各地を旅して、有名な俳句をたくさん残した江戸時代の俳人・松尾芭蕉の生涯と旅を、豊富な写真資料で甦らせた物語仕立ての伝記です。
この本をお供に、奥の細道への旅に出てみませんか。

『シナリオライター・放送作家になるには』

山中伊知郎/著 ぺりかん社
ドラマの脚本や番組の企画などを書いてテレビ番組を作る仕事につくにはどうすればいいのか、何が必要かを教えてくれます。
時代を代表するテレビ番組の歴史も懐かしく、大人も楽しめる本です。